Cooling Tower クーリングタワー

スケールの付着を防止し、
薬剤やブロー水の大幅削減を実現。

工場の設備の冷却や、ビル・病院などの空調設備の冷却に使用されている
クーリングタワー、熱交換器、冷却水配管などの
スケール付着の防止に、エミールは大きな効果を発揮します。

効果について
設置場所について
実例

効果について

Point 01

スケール付着防止

配管内や熱交換器に、スケール（水に溶け込んでいるカルシウムやマグネシウムが結晶化したもの）が付着するのを防止します。またすでに付着しているスケールの剥離にも効果があります。

Point 02

水の使用量削減

エミールを設置することで冷却用水のブローが必要なくなり、ブロー水を大幅に削減可能です。水道料金・排水処理費用を削減すると共に、水資源の節約にもつながります。

Point 03

薬剤の使用量削減

通常、冷却用水はそのまま補給しながら使用していくと、カルシウムやマグネシウムなどの硬度成分が濃縮されスケールが析出するので、濃縮倍率を上げるために薬剤を使用します。エミール設置後は、濃縮を限界まで高めコロイド状の結晶のままスケールを成長させない管理方法になるので、濃縮倍率を上げるための薬剤は必要ありません。　

Point 04

清掃の簡易化

充填材や熱交換器内にスケールが付着した場合、熱交換率が悪くなるため、薬剤洗浄や高圧洗浄を行うなどの手間と費用がかかります。エミールはスケールの付着防止や軟化効果があり、メンテナンスにかかる手間や費用が抑えられます。

Point 05

電気使用量の削減

熱交換器や配管にスケールが付着すると、熱交換率の低下や消費電力の悪化につながります。エミールを設置しスケール付着を防ぐことで、熱交換効率が良くなり消費電力の増加を防ぎます。

Point 06

環境貢献

通常のクーリングタワー管理で大量に発生するブロー水をカットすることで、水の使用量を大幅に削減し、薬品排水による環境負荷も軽減。限りある水資源の浪費をなくし、地球環境の保全に貢献します。

設置場所について

開放式

密閉式

実例

エミール使用・未使用の
スケールの顕微鏡写真比較

エミール未使用 — エミールを使用したスケールの結晶は、脆くなっているので、配管や熱交換器に対し、固着しません。

実績例 01 ：
某工場の1年経過した密閉式冷却塔

エミールを設置することでスケール除去剤・ブロー水を行わずに管理。循環水の水質はかなり悪化していますが、実際の現場ではスケールの付着もなく良好。飛散したスケールも脆くなっているのが確認できました。

実績例 02 ：
某工場の半年経過した開放式冷却塔

エミール設置前のシェル＆チューブのチューブ内を内視鏡にて撮影。薬注・ブローで管理を行っていましたが、スケールが固着しています。
エミール設置後、スケール除去剤の使用とブローを行わずに管理し、半年経った内視鏡写真では、スケールが軟化し、水流エネルギーで剥離している箇所もあり、シェル&チューブのチューブ内地肌が確認できました。

実績例 03 ：
某食品工場　プレート式熱交換器での効果

プレート式熱交換器内にスケールの付着が発生してしまい、改善するためにエミールを設置しました。プレート開放時は、毎回付着しているスケールが大量に落下していましたが、エミール設置後はスケールがほとんど落ちてこなくなり、スケール付着防止の確認ができました。

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